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社長の金山による肝いりの通信教育プログラム「海外添乗で役に立つ歴史講座」

コロナ禍の影響で、海外渡航が事実上禁止されており、マンデラへの海外添乗依頼も0が続いています。コロナで海外添乗の仕事のない時期ですが、弊社では通信教育などが行われています。

そのうちの一つは社長の金山による肝いりの通信教育プログラム「海外添乗で役に立つ歴史講座」です。カラーの資料を幾つも提示しながら、世界史の本格的な講座が続いています。直近の第5回は「ハプスブルク帝国」がテーマでした。下記は冒頭のほんの一部です。

●ハプスブルクとは?
前講は長すぎたと思うので、本講は短めにしますね(多分ね)。ヨーロッパに添乗で行くと、このハプスブルク家のことを耳にすることがよくあると思うんですね。ハプスブルク家はまさにヨーロッパ史の軸となった貴族で、中世以来で神聖ローマ帝国の皇帝を輩出した有力な家系、家柄になりますでしょうか。始まりは13C後半のルドルフ1世、終わりは正確にはカール1世ですね(第一次世界大戦中)。全盛期は16C、「太陽の没することのない帝国」と言われた時代ですね。スイスの地方領主からオーストリアに進出、神聖ローマ帝国の皇帝を兼任しつつ、新しく成立したスペインやネーデルラント(オランダ)、ブルゴーニュ(フランス東部)、ボヘミア(チェコ)、ハンガリー(スロバキアも含む)などのヨーロッパの広大な領土に加え、スペインが発見した新大陸をも支配して、隣国のフランスのヴァロワ朝やブルボン家、プロイセンのホーエンツォレルン家と激しく覇権を争った王家で、歴史上で表舞台に立ってから去っていくまでは、ざっくり640年間。せっかくですから、この640年を追うとともに(近現代は改めて、今度)、その領土の変遷から近隣の国々との関係、ちょっとした脱線も入れながら、書いてみたいと思いますね(ぜひ、家系図も参考に。下記)。

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