マンデラの海外添乗員採用にエントリーされる皆さまへ

Message

2016年 海外添乗員を元気にする会社を目指して

line
転ばないことより、転ぶたびに立ちあがること、そこにこそ人生の栄光がある―ネルソン・マンデラ

2006年、2月9日。多くの方のご支援を戴き、株式会社マンデラを32歳の時に創業しました。私が社長、私が営業、私が経理、私が添乗、一人ぼっちの添乗会社。これがマンデラでした。

暫くすると、私自身は社長をやらず、他の方にお任せし海外添乗に出ていました。会社としての指針やルールが、マンデラにはありませんでした。評価やルールも定義がなく、一番重要な給料体系もなし、説明もなしの時代でした。このような状態のマンデラは長くは続かず、色々な問題が起こりはじめました。立て直し、きちんと旗を立てようとしましたが、そもそもの方向性の無い中での試みは失敗。東京の初期メンバーはほぼ全員退職。面接をそれこそ一度もしなかったメンバーの集まった大阪は、内紛勃発で揉めに揉めた挙句に営業所を閉鎖。悲しく、辛く、情けないことですが、これが偽らざる事実・現実です。

創業し、ホームページを作りましたが、余りにもお粗末で、全くヒットしませんでした。その後、新しい会社に制作を頼みましたが、依頼費用を支払った後に、蒸発。詐欺事件に会いました。その後、全国の添乗会社のホームページを全て見て、この業界の中で、日本で一番綺麗で、立派なHPを作ろうとし、大金をかけ、時間をかけ、かなり背伸びをして作りました。実際のマンデラは業界で一番歴史なく、一番小さな会社です。条件も決して十分ではありません。海外添乗は非常に不安定な職業でもあります。ですから、デメリット情報を中心に、入る前と後でイメージギャップがないように、説明を心がけております。小さな会社は社長と価値観を共有出来るかが、非常に大切です。昔、自分の見る目のなさを嘆き、面接を全て放棄した時もありましたが、社長の務め、それは、方向性や方針を明確し、そして決定をする事です。現在は添乗員採用に関する説明と面接は全て、社長の私が行っております。痛い思いと失敗を沢山して10年近くもかけてようやく学習しました。私もありのままに話しますので、反対に、質問も気軽に承っておりますので、どんな質問でも結構です、何なりとどうぞとしています。

またサービス業にあっては「人柄」が非常に重要です。企業とは人の集まりであり、それ故にどんな考えのどんな人が集まっているか、これによって企業のカラーが決まってくるものです。弊社の海外添乗員採用では、「人柄の良い人を探す」ことを最優先しております。優しさ、思いやり、同情心、自己中心的ではないことが、仕事の経験年数、過去の実績、学歴、英語等よりも優先されます。一般的に広く行われている、書類を提出して、登録というやり方ではなく、「採用」と言う言葉を使わせていただいております。他社よりも人柄の良いメンバーが揃っている事が、マンデラの優位性を保つ、大きな原動力になると信じて疑いません。

時間と手間を掛けるのが、マンデラの採用スタイルです。面接ですぐ採用ではなく、面接を受けていただき、これに通過し30%〜40%の方のみ添乗研修を受けていただいております。研修を無事通過し、ここで仮採用となります。また研修中に残念ながら辞めてしまう方も実際におります。資格はとっても、仕事がこない、またお客様からの評価が低く等で、多くの添乗員達が数年で廃業に追い込まれているのが、この業界の厳しい現実です。添乗業界に限った話では決してありませんが、これからの時代、競争がどんどん激しくなります。新しく添乗員になる方が、この厳しい環境の中で生き残り、添乗員としてのキャリアを積んでゆくには何が本当に必要なのでしょうか?

この答えに対する私の一つの答えは「研修」の充実です。但し、よい研修を受ければ、添乗が出来ると思うのは大間違いです。どんなによい研修を選んでも、どんなによい指導を行っても、それを自分にとってのきっかけにできなければ、良い添乗は出来ません。研修とは「ヒント」に過ぎないのです。研修を受け、成長するかどうかは、受ける側のその前後の努力にかかっています。現場に即した形で、添乗研修は行いますが、結局は、研修とはこうしたら自転車に乗れますよ、ということを言葉で教えているようなものです。それを聞いたから、誰もが自転車に乗れるようになるわけではないのです。聞いた人のなかで、その話に納得し、自らも自転車に乗りたいと思って努力した方だけが、乗れるようになるのです。添乗員も同様のことが求められます。世の中にはただ後ろにくっついているだけの、ほとんど存在意義をなさないような添乗員も実際存在します。また、添乗経験日数だけを積んで自らベテランと称し、お客様の心も掴もうとせずに、キャリアを積む添乗員もたくさんいます。

厳しい時代、海外添乗員付きのツアーは減少傾向、添乗員受難の時代のスタートです。そんな中で、よりプロフェッショナルな添乗、感動を想像する添乗が求められています。添乗業務は、ありとあらゆる複雑な状況の中で行うもので、残念ながらマニュアルにならない部分も多くあります。実際の業務でのマニュアル的な尺定規な判断や対応は、かえってマイナスになる事もあります。状況をきちんと見極めながら「臨機応変」に最善の判断をして添乗業務を行うのが賢明です。添乗員は時に厳しいリーダー、時に営業マン、時に旅人、時にこまずかい、時に黒子と色々な顔を使い分けながら仕事をします。しかし、その本質、添乗は、究極のサービス業です。

但し、お客様のご意見に全部従えば、ツアーが上手く行くかというとそうではないのです。確かに技術力も経験も大切でしょう。でも、もっと大切なのはサービスに対するきちんとした思想を持つこと。優しさがなければ、30万円払った人の気持ちが分からなければ、そして最後にツアーに参加してくれた事に対する、お客さんに対する感謝の気持ちがなければ絶対にいい添乗は出来ません。感動を創造する添乗の基本はこうした精神論がまず必要です。マンデラでの添乗の定義は、単に旅程を管理するだけではなく、お客様に旅を楽しんでいただく、更に感動していただく事なりです。添乗業務は、感動創造業としているのが弊社です。繰り返しますが、添乗のプロフェッショナルな姿勢は将来益々厳しく問われる時代となります。だからこそ初めが肝心です。・・・・研修で使う、弊社の海外添乗マニュアル「感動を創造する添乗」は、失敗経験だけは人には負けない自分の添乗経験を基に、新人の添乗員が、経験の浅さを超えお客様の満足を勝ち得る=一刻も早く生活出来る生活環境が整うようにと私が書きました。

研修の初日では皆様に、マンデラの添乗業務に関する基本的な考え方をしっかりとお話させていただきます。ぶれのない考えが中心軸にしっかりある添乗員は、世界中のどの地域にお客様をご案内しても、ツアーを成功させて帰国することが出来ます。少々古臭い言葉ですが、添乗の「精神論」をまずは理解していただき、その上で、今度は実践研修です。こちらからの一方的な講義スタイルのものではなく、皆様の体が自然に動くまでというのが、このマンデラの添乗研修スタイルです。2006年創業の直後、まだ全く添乗依頼の無かった時代、一度だけ、私が自分で研修プログラムを作り、自分で研修を行いましたが、以降、ほとんど他のメンバーに任せてさぼって、研修をやっておりませんでした。2011年6月以降、メインの研修は基本的に全て、私が責任を持って行う事にしております。茨の厳しい道の中で、成功と失敗を繰り返し、会社として、個々の添乗員として、成長。また、海外添乗が少しでも安定感のある職業となるような流れを、築いて行くのは究極の私の目標であり、夢です。

以前よりはペースダウンしておりますが、私自身も現役の海外添乗員です。過去から現在まで、数多くの添乗失敗経験がありますが、いつまでも海外添乗をしたいと思いますし、海外添乗の現場を愛する気持ちだけは誰にも負けません!どんな会社にしたいですか?と聞かれることはよくありますが、2016年の今、私の答えの一つは環境整備のしっかりとした会社。また、海外添乗員を元気にする会社を目指したいとお答えしております。

海外添乗の現場は本当に孤独です。また、人間相手の仕事は非常にストレスが溜まります。海外添乗は天職と自分で言っている私でも、失敗しながら、落ち込んだり、悩みながら添乗をしています。
添乗は、いや人生は、失敗し、反省し、再挑戦です。人は失敗の中からしか学べません。失敗は避けるべきものではありません。また、逃げるものでもありません。そこから何かを学ぶ、貪欲な姿勢と謙虚さが大切です。

失敗し、反省し、再挑戦し、数週間前にお蔭様で株式会社マンデラは創業10周年を迎えました。2016年は「終わりの始まり」です。これまでの10年も色々な変化がありましたが、今まで以上の激動の変化を潜り抜ける覚悟です。ワンマン社長の経営する、2016年の現在も試行錯誤の続く、未熟な会社ですが、皆様のエントリー心よりお待ちしております。動機は不純でいいのがマンデラ。私のような仕事とあわせて全世界見てみたい等の動機で十分です・・・・・。

まだまだ話したいこともありますが(笑)、お酒でも入ると更に続けてしまうところですが(笑)、話しの途中ですが、そろそろ、長くなってきましたのでこの辺りで・・・・・。尻切れトンボですいません。
最後までお読みいただき、本当にどうも有難う御座いました。

面接等で皆様とお会いできる日を心より楽しみにしております。

2016年2月29日

株式会社マンデラ 代表取締役社長 梁瀬昌宏
いつの日か、それは遠い遠い将来かもしれませんが、
マンデラが小さいけど光る海外添乗の名門会社になり、
周囲から自然と依頼が来る日が来ますように。
いつの日か、やっぱりマンデラで良かったと、
一緒に働くメンバーにほんの少しでも感じて貰えますように。
株式会社マンデラ 代表取締役社長 梁瀬昌宏のプロフィール

1973年埼玉県草加市生まれ。明治大学経営学部卒業。トラベル&コンダクターカレッジの塚越社長より、旅行業・添乗業を学ぶ。卒業後、海外専門旅行会社「ワールド航空サービス」に1997年入社。評価がかなり低く、同期の中ではビリで海外添乗にようやく出してもらう。8年半、海外ツアー企画、営業、添乗に携わる。2005年10月に退職。大手海外添乗会社で海外添乗員となる。その後、トラベル&コンダクターカレッジの塚越社長や飲食経営者の大島秀幸の支援を受け、2006年2月9日に株式会社マンデラを創業。2011年、株式会社マンデラの代表取締役社長に就任。現在に至る。会社経営、海外添乗の合間に天理大学国際学部の講師として海外添乗を教える。現在までに世界155ケ国以上を添乗する。

2014年はフランス・シリア・ヨルダン・リベリア・赤道ギニア・シエラレオネ・イラク・ソマリア・ジンバブエ・南アフリカ・ボツワナ・北朝鮮・ソロモン諸島・ナウル・キリバス・スーダン・エリトリア・ジブチ・ソマリア・南スーダンなどへ添乗。

2015年はミャンマーを皮切りに、オランダ、ベルギー、チェコ、オーストリア、パプアニューギニア、フィジー、トリニダードトバゴ、チャド、ニジェール、アンゴラ、南北キプロス、マルタなどへ添乗

2016年はフィリピン、中国、マレーシアを皮切りに世界各地に添乗を予定。

shim
dot line
back page top
clear
clear